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システムアーキテクトの独学取得について

試験の概要

システムアーキテクトの歴史

2009年から始まった豊富な業務知識に基づいて的確な分析を行い、業務ニーズに適した情報システムのグランドデザインを設計し完成に導く能力を測る試験です。

以前は、「アプリケーションエンジニア試験」などと呼ばれていました。

システムアーキテクトの試験日

例年4月に開催されています。

システムアーキテクトの主催団体

経済産業省所管の政策実施機関として2004年に発足した「独立行政法人 情報処理推進機構」です。

システムアーキテクトの試験概要

出題範囲・試験形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
出題形式 多肢選択式(四肢択一 多肢選択式(四肢択一 記述式 論述式
出題数・解答数 出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:3問
解答数:1問
合格基準点 60点

受験料

7,500円

2021年度秋期試験から受験料が値上がりしました。

その他

詳細は公式サイトで確認してください。

独学方法

午前I

公式サイトからの過去5年分の過去問をダウンロードし、やりこみました。

これからの挑戦される方は、コンスタントに8割程度正解するようになれば大丈夫です。

過去問のダウンロードは以下の公式サイトからどうぞ。

午前Ⅱ

午前Ⅰと同様の対策で大丈夫です。

コンスタントに8割を目指しましょう。

午後Ⅰ

過去問で勉強することも可能ですが、回答に解説がないため理解を深めるまでに時間がかかります。

私は以下の参考書を2回演習し、点数の悪かった章だけ3度目に取り組みました。

午後Ⅱ

午後Ⅰと同様の問題集で対策可能です。

  • 2時間で2,000字以上(=単純計算で1分間に17文字以上)の文章を記述することが求められるので、試験会場で試験問題を見てから文章を考えたのでは手遅れです。
  • あらかじめ、過去問や予想問題集で頻出の問いに対する「キーワード」を用意して臨みましょう。
用意するのは文章ではなく、キーワードです!問題に合わせてキーワードを使いこなせるよう準備してください。

まとめ

  • 高度情報処理試験は応用情報処理技術者試験と比較して、試験テクニックが要求される試験です。
  • 知識の習得だけでなく、参考書等を適宜用いて、点数になる回答を目指してください。
  • システムアーキテクト(SA)で「論文試験デビュー」という方を多数お見かけしますが、その傾向が数字にも表れており、同時期に開催される論文系試験(ITストラテジスト(ST)、サービスマネージャ(SM))と比較して、合格者数が多いです。

(2009年度以降の合格者)SA:10,038人、ST:8,324人、SM:6,041人)

  • 一方で合格率に大きな差がないことから、しっかりとした準備を怠らないようにしましょう。

(2009年度以降の平均合格率)SA:14.0%、ST:14.5%、SM13.6%)

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