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JDLA Deep Learning for GENERAL(通称:G検定)の独学取得について

2年前のことを思い出して、「JDLA Deep Learning for GENERAL(通称:G検定)」について書きたいと思います。

試験の概要

どんな試験か?

「一般社団法人日本ディープラーニング協会」が主催するディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを問う試験です。

試験時間・出題形式

試験時間は120分で、多肢選択式の問題が約220問出題されます。

合格基準

合格率は開示されていません。

公式サイトによると、2021年11月19日時点で累計68,286名が受験し、44,912名が合格していますので、合格率は65.7%です。

6割以上の受験者が合格しているので、比較的合格しやすい試験と言えます。

受験料

12,000円(税別)です。

試験回数

年3回試験が開催されます。

執筆当時(2021年12月9日)、次回試験は2022年3月5日(土)13時00分〜です。

その他

公式サイトはこちらです。

学習過程

学習時間

2019年2月にテキストを購入、2019年4月に問題集を追加購入、2019年7月に「JDLA Deep Learning for GENERAL 2019#2」に合格したので、学習期間は5か月でした。

学習期間中、1日平均30分程度勉強したと思いますので、合計学習時間は70~80時間です。

学習方法

テキスト2冊を読破した後、問題集に取り組み、間違った問題を繰返し演習しました。

実際に利用したテキスト①「深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版 」

1度通しで読んだ後は、後述する問題集と組み合わせて利用しました。

実際に利用したテキスト②「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」

1度通しで読んだ後は、あまり利用しませんでした。

試験合格には必須ではないと思いますが、ディープラーニングに対する考えを整理するうえで読んでみてもいいと思います。

実際に利用した問題集「徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版」

上記テキストを通読した後、ひたすら問題集を繰り返しました。

私が購入した第1版については、掲載されている解答に誤りや誤字脱字が多く、自ら確認する姿勢が求められる問題集でしたので、注意してください。

受験当日

習熟度

問題集を3周+間違った問題を繰返し演習し、問題集をすべて暗記するようになったところで受験しました。

受験環境

私が受験した当時は自宅で受験することが可能だったことに加え、参考図書、ウェブともに閲覧OKという試験要項になっておりましたので、最後の40分間は分からないところをネットで検索し続けるような受験スタイルになりました。

現時点で2022年3月の試験で参考図書、ウェブともに閲覧OKであるかは不明です。公式サイトの試験概要等をしっかり確認してください。

試験を終えて

模擬試験と本試験の差が大きい。

模擬試験では1度も問題文に出てこなかった単語が本試験では散見されました。参考図書やウェブ閲覧が可能の場合はしっかりと調べ、ケアレスミスをしないよう、焦らず落ち着いて取り組みましょう。

受験した成果

合格者専用のコミュニティに登録することができるため、最新知識や実例に増える機会が大幅に増加しました。

今後G検定の取得を検討されている方には、ディープラーニングに対するモチベーションを保つ意味でも合格することをオススメします。

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